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気候変動に関連した事業会社の信用リスクを定量化するため、ムーディーズ・アナリティックスは、将来デフォルト率を推計するEDFモデルの気候変動バージョンを開発しました。この気候変動モデルは、地球温暖化に関連した物理的リスクと移行リスクを予測するため、NGFSが考案した気候シナリオとムーディーズグループの最新データ、評価ツールを組み込んでいます。
また、ESG評価やエミッションデータにおいては、外部ESG評価機関における評価カバレッジが数千から1万程度に限定され、エミッションデータも開示企業は大手・上場企業に限定され、データ制約がネックとなっています。足元で、スコープ3が求められる等高度化の流れが速いサステナブルファイナンス推進上、そのデータ制約の解決が喫緊の課題とも言えます。当社では、ムーディーズグループが有する幅広いESG評価データとモデリング技術を活用し、開示の無い企業に対してもESGスコアを推計するプロキシ・モデルを開発しました。
日本の皆様に向けて、両ソリューションのご紹介機会を設けました。東京オフィスのスペシャリスト小柳芳文がご紹介、ご説明させていただきます。ご参加の皆様からのご質問をお受けする時間も設けております。
全世界の上場企業の気候変動PDについては、ウェブサイト、API等によりにアクセスが可能です。
• 40,000社を超える世界の上場企業をカバーし、月次で更新
• 1 年から30年までの気候変動PD期間構造
• 気候変動EDFインプライド・レーティングで格付へのマッピング
• 共通の企業識別コードで検索が可能なAPIアクセス
• データフィードサービスにより気候変動PDデータをファイルで入手可能
非上場企業についても、APIを介して利用可能なClimate Probability of Default Converter(気候デフォルト確率コンバーター)を用いて気候変動PDを生成することができます。
<講師紹介>
小柳 芳文 経歴を見る »アシスタントディレクターソリューションスペシャリストムーディーズ・アナリティックス事前にご質問をお送りください事前に質問をご投稿いただけます。いただいたご質問は全てスピーカーが拝見し、ウェビナー上で可能な限り回答いたします。匿名でもご投稿いただけます。